Vol.9 水に映る不思議な模様
この写真は、天王洲アイルの運河で撮影したものです。天気が良い日に出かけては、水に映るビルや看板そして船の一部などを写します。風がない日で、適当に離れたところを船が通れば、水に映る建物や看板は揺れて面白い形に変化します。一瞬の出来事で形は面白いように変化します。カメラのシャッタースピードは速めで(250分の1秒以上)、F値は8以上で撮影します。ISO感度は400ぐらいに設定して写せば、不思議な世界に出会えます。
◆ カメラ:キャノンEOS5DMarkII ◆ レンズ:EF200ミリ ◆ F値:F11 ◆ シャッタースピード:1/350 ◆ ISO感度:400 ◆ WB:晴れ (2012年6月9日更新) |
小川清美先生と行くスイスアルプスツアー
小川清美(おがわきよみ)プロフィール
1949年東京杉並に生まれる。ガラス工芸デザインを経て、1980年に独立。1989年からスイスアルプスの撮影を本格的に始める。2008年5月コダックフォトサロンにて「移ろう季節スイスアルプス」の個展を開く。スイスアルプスの麓に住む猫の撮影も、5年ほど前から写し始める。旅行会社主催のスイスアルプスハイキングならびに、小川清美写真教室主催の個人旅行でガイドならびに写真講師をおこなう。
著書「スイスアルプスの旅」「スイスアルプスを撮る・やさしく学ぶ写真教室」(新潮社)、「スイスアルプスハイキング案内」「ヨーロッパアルプスハイキング3冊」「四季を楽しむスイスアルプスハイキング」(山と渓谷社)、「ねこ・スイスアルプスからの便り」(コダックフォトギャラリー)がある。