Vol.12 イルミネーションを写す(玉ぼけ)
イルミネーションを写したものです。300ミリの望遠レンズを使い、ピントの位置を手前に合わせます。光の球が大きくボケてきれいに表現できます。F値は使用しているレンズの、数字の少ない値(開放)のところに設定してい写します。
電球の色がたくさんあるといいのですが、最近はLED電球になりあまり色がありません。このようにたくさんの色合いのイルミネーションを見つけたら、三脚を使い望遠レンズで色の重なり具合やボケ味を確認しながら、たくさん角度を変えながら写してみてください。
◆ カメラ:キャノンEOS40D ◆ レンズ:EF300ミリ ◆ F値:F4 ◆ シャッタースピード:1/125 (2012年7月2日更新) |
小川清美先生と行くスイスアルプスツアー
小川清美(おがわきよみ)プロフィール
1949年東京杉並に生まれる。ガラス工芸デザインを経て、1980年に独立。1989年からスイスアルプスの撮影を本格的に始める。2008年5月コダックフォトサロンにて「移ろう季節スイスアルプス」の個展を開く。スイスアルプスの麓に住む猫の撮影も、5年ほど前から写し始める。旅行会社主催のスイスアルプスハイキングならびに、小川清美写真教室主催の個人旅行でガイドならびに写真講師をおこなう。
著書「スイスアルプスの旅」「スイスアルプスを撮る・やさしく学ぶ写真教室」(新潮社)、「スイスアルプスハイキング案内」「ヨーロッパアルプスハイキング3冊」「四季を楽しむスイスアルプスハイキング」(山と渓谷社)、「ねこ・スイスアルプスからの便り」(コダックフォトギャラリー)がある。