Vol.2 どこまで近づけるかな?(マクロレンズ練習法)
新しくマクロレンズや、マクロ機能のついているレンズを買った場合、最初にすることはどこまで近づけるか確認してみることが大切です。その場合、一番近づけるところで、ファインダーから目を離してどのくらいの距離か目測で確認することが必要です。目測での確認を怠ると、近づきすぎてピントが合わなくてたいへん苦労します。三脚にカメラを装着しての撮影は、目測での距離感ができていないと上手に近づいて撮影ができません。マクロレンズを練習するときは、ほかのレンズを持っていかないこと。三脚なしでISO感度を高感度に設定して、手持ちで自由に写すことが練習になります。
◆ カメラ:キャノンEOS5D MarkII ◆ レンズ:EF50ミリ+中間リング ◆ F値:F5.6 ◆ シャッタースピード:1/125秒 ◆ ISO感度:400 ◆ WB:くもり (2012年4月20日更新) |
小川清美先生と行くスイスアルプスツアー
小川清美(おがわきよみ)プロフィール
1949年東京杉並に生まれる。ガラス工芸デザインを経て、1980年に独立。1989年からスイスアルプスの撮影を本格的に始める。2008年5月コダックフォトサロンにて「移ろう季節スイスアルプス」の個展を開く。スイスアルプスの麓に住む猫の撮影も、5年ほど前から写し始める。旅行会社主催のスイスアルプスハイキングならびに、小川清美写真教室主催の個人旅行でガイドならびに写真講師をおこなう。
著書「スイスアルプスの旅」「スイスアルプスを撮る・やさしく学ぶ写真教室」(新潮社)、「スイスアルプスハイキング案内」「ヨーロッパアルプスハイキング3冊」「四季を楽しむスイスアルプスハイキング」(山と渓谷社)、「ねこ・スイスアルプスからの便り」(コダックフォトギャラリー)がある。